ワイヤーあれこれ
こんにちは~お店主です
本日は先ほどから急に雨が降ってきて店主のテンションをダダ下がりにしております
明日から天気が悪くなるようでテンションが下がります…
さて、9月の営業案内にも記載したのですが、来月の6日の10時~パンク修理+メンテナンス講習会を開催します
基本的には下記の事を実演・練習する予定です
①前後輪の外し方
②チューブの交換
③チェーン洗浄やメンテナンスについて
こちらは5名限定での開催を予定しています
当店以外で購入された自転車の方でもOK、どなたでも予約さえしていただければ参加して頂けます
メール、ご来店のどちらでも結構ですので店主までお伝えください
今日の本題はワイヤーです
ブレーキインナーワイヤー2本、シフトインナーワイヤー2本(車種による)がなければ自転車は快適に安全に走れません
このワイヤーですが店によって仕上げ方が違い、仕上げ方でグッと乗り味が変わります
クロスバイクや一般車には安価な鉄製のワイヤーが使用されている事が多いです
鉄製のワイヤーは安価ですが、鉄製だけに手入れを怠ると錆が出やすいです
錆はワイヤー本体の動きが悪くなるだけでなく、坂道などで切れて危険な状態になる恐れもありますので、危ないと感じる前に交換されるのをお勧めします
錆びるのが嫌だという方に勧めているのがステンレスのインナーワイヤーです
ステンレスですので錆びにくく、また強度もあります
アリゲーターのインナーワイヤーは2種類あり、高額な方はPTFE加工がされています
PTFEとはテフロンコーティングの事で、これにより摩擦抵抗を軽減し、錆に強くなっております
シマノは独自のポリマーコーティングによってブレーキ時のタッチ、シフトの軽快さを提供してくれます
このインナーワイヤーだけでブレーキの引きやシフトフィーリングが変わりますが、一番変わるのはインナーワイヤーとアウターワイヤーの間の潤滑材に何を入れるかです
アウターワイヤーとインナーワイヤーの摩擦をどれだけ低減できるかでタッチのフィーリングが決まります
当店のクロスバイクなどの標準の仕上げはインナーにPTFEグリス、アウターにWAKOSのオイルを使用します
テフロンコーティングによってワイヤーが錆びにくくなるのでママチャリにも使用しています
比較的粘度も軽く、シマノのプレミアムグリスなどに比べるとワイヤー向けかと思います
ワコーズさんに聞いたところオイルはオイルだけで使ったほうが良いとの話も聞きました
フッ素系のオイルは他のグリスなどと混ざると中でダマのような物ができ、動きが悪くなる場合もあるそうです
グリスは粘度がある為通勤などをメインに使用される方向け、オイルは軽いフィーリングが手に入りますが流れ落ちやすいので、マメにメンテナンスされるホビーレーサーの方向きです
店主もいろいろ試していますが、これも好みがあるので一概にどうとは言えません
お客様の要望、用途に応じて整備もしますので、ワイヤー交換の時などに気軽にご相談下さい
本日もありがとうございます
当店では自転車の買取をしております
※値段のつかない自転車の処分は500円、新車購入時は1台無料で処分させて頂いています
現在 中古一般車3台展示中
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