雨がふってきました醍醐よりお送りしております

あるお客様が本日ご来店された際に、6/1からの道路交通法改正についてご説明させて頂いたのですが、まだまだ認知度も低い状態でありますので、何かの拍子に見て頂ければと思い文章にしておきます

そもそも説教くさく説明したのにはお客様から『二人乗りするために後ろにキャリアをつけたい』といった依頼があったからです
自転車の2人乗りは原則禁止です
後に彼女を乗せて下校するなんて夢が店主にもありますが、ルールはルールとして守っていきましょう
当店では法律に引っかかるような依頼に関してはお断りさせて頂きます
お客様から『なんで自転車ごときにそんなに厳しくするんでしょうね』と言われました
お客様が悪いという事よりも、そういった認識が現状で広がっていることに問題を感じます

法律があるにもかかわらず、ここまで自転車のルールについては大人から子供まで理解がされていないのが現状であり、警察も強く取り締まっていなかった為にグレーな存在になってしまっています
近年、自転車事故は増加の一途を辿っています

ネットで調べれば法律の文書が記載されており、わかりにくいと思いますので、私が見る限り多い事例を紹介します

①無灯火
夜に前照灯を灯火していないのは法律違反です
また後ろも反射板かリアライトがついていなければいけません

②イヤホンで音楽を聴きながらの走行、スマホを見ながらの『ながら運転』、傘さし運転、二人乗り
全て安全運転義務違反になってきます
関西で大人気の『さすべぃ』も違反対象になるのかが今後の注目点です

③信号無視、一旦停止、逆走、
自転車の原則は左側通行の車道走行です
どうしても歩道を走る場合は徐行運転です。歩行者にベルを鳴らすなんてのは言語道断です
自転車も一旦停止があれば踏切などでも足を一度ついてから発信しないと摘発されます

またブレーキ不良などの自転車も違反の対象になります
当店高齢者の方もお客様で多いですが、酒を飲むから自転車で居酒屋に行くという方も少なくありません

こういった法律違反を3年で2回以上した場合に安全講習を受けなければいけません
また講習を逃れると裁判所より5万円以下の罰金の支払い命令があり、前科者になってしまいます

対象年齢など不明確な部分もあり、どうなるかは未知数ですが、当店的には大賛成です

これが普及して安全な自転車社会ができるには、警察がどこまで取り締まれるか、子供から大人までどれだけ認知されるかだと思います
当店としてはこれからも細かくお客様に理解をして頂けるように説明していきたいと思います

警察の方はこれから本気で取り締まろうとすると現場でのストレスが半端ではないと思いますが、応援させて頂きます

なにかしら自転車を愛する自転車乗りの皆様には法律の普及活動をして頂ければと思います

本日もありがとうございます