自転車のギアを考える…
こんにちは~お店主です
最近は暑すぎて『夜のアイスクリーム』というハニートラップにひっかかっております。
さて今日はタイトルにある『ギア』についてです
自転車というのは私たちが踏み込むペダルからクランク、チェーンを通じて後ろの車輪に力を伝えて前に進んでいます
その時に前と後ろに装着しているギアで自転車の進む距離は決まります
ギア比とは前のギアを1周回したら後輪が何周するかという事を表す数値です
ギア比=前スプロケット歯数/後スプロケット歯数
つまり、ギア比が2.00でしたら前スプロケットを1周まわしたら後輪は2周するという事です
さらに車輪の周長をかけると1周で何メートル進むかがわかります
これによってあなたが乗っている自転車でどれだけ走れるのかがわかるようになります
店主が愛用しているアプリ『自転車ギア計算機フリー』で簡単に計算できます
ギアやタイヤサイズ、ケイデンスなどを入力して、そのギアでどれくらいのスピードで走行できるかを確認できるアプリです
なぜ店主がこれを愛用している理由は昨今の自転車のワイドレシオ化、フロントシングル化を推奨しているからです
ロードバイクですと2*10~11速使用が標準です
マウンテンバイクやクロスバイクでは3*9~10速が標準ですが、昨今ではMTBに始まりシクロクロスなどで1*10速などのフロントシングル車も多く見られてきました
当店でもクロスバイクを購入されたお客様の大半はフロント変速をほぼ使っていません。
最近はリアが10速あればフロントが1枚のロードバイクでも自分であれば事足りるとも感じています
ロードバイクをフロント52ー36でリアスプロケットが11-28Tと考えた時に最大ギア比4.73、最少ギア比1.29となります
店主はケイデンスが90~100程度で回すタイプですので、これで大体53キロで平地を走れる仕様になります
そこで考えれば、まずそこまでスピードを出して走行する事はありませんし、ギアを使いきれていない自転車が身の丈に合っているのか考えさせられます
最近は速く走る事を前提にしていないメーカーのパーツではフロントシングル用のクランクもラインナップしています
ヴェロオレンジのクランクは44Tのフロントシングルクランクです
もちろんチェーンリングも交換できるので、自由なギアで乗って頂けますし、フロントシングル専用なので、見た目が美しい
例えば44Tとスプロケット11-32Tの組み合わせで考えると
ロードの場合 52-36 11-34T
ギア比最大4.73-最少1.29となります
かなり近しい所までフォローができている事がわかると思います
10速でそのギア比をまかなうので、もちろん20速に比べて変速した時のギアの幅は大きくなりますので、走行中にこのギアとこのギアの真ん中が欲しいと感じる方もいると思いますが、メリットもたくさんあります
①軽くなる
単純にフロントディレーラー、シフター、ワイヤーが無くなりますので、軽量化につながります
②変速がシンプル+チェーンが外れない
チェーン落ちの大半がフロントの変速時です。またフロント変速が無い分リアの変速だけなので余計な事を考えなくてもいいです
③見た目すっきり
など考えられます
クロスバイク用にフロントシングルクランクを出してほしいとSHIMANOさんに祈っているのですが…
そんな当店にはシングル用のチェーンリングも多数ラインナップさせていますので、シクロクロスやクロスバイクから小径車まで、ご相談をお待ちしております
本日もありがとうございます
当店では自転車の買取をしております
※値段のつかない自転車の処分は500円、新車購入時は1台無料で処分させて頂きます
現在 中古一般車5台展示中
京都、奈良、滋賀からの買取依頼お待ちしています
自転車買取の詳細はコチラ